扁平足の改善には、つま先立ちがオススメ

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扁平足とは?

偏平足とは、簡単に言えば、「足の裏に土踏まずがなく、足の裏全体が平ら」な状態のことを指します。

扁平足(へんぺいそく)とは、土踏まずが無い足のことである。偏平足という表記もある。
幼児のころは土踏まずのところに脂肪がついており土踏まずが無い子供が普通である。土踏まずが形成されるのは8歳頃で、それを過ぎてもなお形成されないと、一般的に扁平足といわれる。
遺伝するが、生活習慣で治すことができる。
痛みがなければ治す必要は無いが、神経痛などを伴う場合は整形外科で診てもらう必要がある。(Wikipedia)

小学生になっても土踏まずが形成されていないようであれば、扁平足かもしれませんので、一度整形外科を受診するのも良いかもしれません(扁平足かどうかは、医師が診察の上決定されるので、安易に自己判断をしないようにしましょう)。

なお、引用文にもあるように、絶対治さないといけないものではありませんが、扁平足だと足に掛かる体重をうまく分散させることがしづらいため、足の筋肉が疲労しやすいというデメリットがあります。

 

診察の結果、扁平足だと診断されると、足底板(そくていばん)という靴の中敷きのようなものを作製することが多くあります。足底板は足の骨のアーチ(並び)を整え、正しい位置関係で土踏まずができるようにしていくためのものです。

これは医師の指示のもと、義肢装具士などの専門の知識を持った方が、子供の足の形に合わせて採型し、作製してくれます。この足底板を継続して使う間に、少しずつ足の裏のアーチが形成されていきます。

 

もちろん、足底板を作らずに、足指などを積極的に使わせることで足の裏の筋肉を刺激し、その筋肉の収縮(張り)によって、アーチを形成させていく方法もあります。

この場合、足の裏の筋肉(足底筋)をピンと張った状態にさせることが、アーチ形成に重要な意味を持ちます。

 運動で扁平足を改善させるなら、つま先立ちがオススメ

足の指の筋肉を使いながら、足底筋を張った状態にするのに手っ取り早い方法があります。

それが、「つま先立ち」です。

実際につま先立ちをしてみると、足底筋がピンと張った状態になり、指先にもしっかりと力が入っていることが分かると思います。
屋外なら靴を履いた状態で、屋内なら裸足で「つま先歩き」をしたり、つま先立ちでバランスを取る競争をしたりすれば、楽しみながら土踏まずを作っていく運動ができます。

 

また普段から屋内では裸足で過ごす、足指じゃんけんで遊ぶなど、足の指をよく使う習慣を持つようにしましょう。