超簡単!体幹を強くする日常での取り組み(2)食器をお盆の上に乗せて運ぶ

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お待たせいたしました(待っていてくださる方はいるのか?)。体幹を強くする日常の中での取り組みの第二弾です。

今回は結論から書いてしまいましょう。
今回ご紹介する取り組みは、

お盆にお茶碗やお皿などを乗せて運ぶ

です。

さらに、

お盆は体(お腹)から離しておく

とより効果が高いでしょう。

 

「本当にそんなので体幹筋が強くなるの?」と思った方、実際にしてみましょう。といっても、お盆や食器を用意しなくても良いですよ。

何か適度に重い物(少し重い本などでOKです)を持って、腕を前に上げてみてください。

上げていくにしたがって、腹筋に力が入ってくるのが分かるはずです。腕が床と平行になるくらいの場所が一番重さを感じ、また体幹に力が入っているのを感じると思います。
そのまま腕を上げ続けると、少しずつ体幹筋の力は抜けてきます。バンザイの位置まで上げると、体幹筋の働きは随分弱くなりますね。

つまり、腕を床と水平にあげた状態(前へならえの姿勢)が一番体幹筋が働く位置になります。
「持っているもの」が体から遠くなればなるほど、体幹筋はよく働きます。

以上のことから、一番効果が高いのは次のような時です。

お盆を胸の高さで、肘をまっすぐ伸ばした状態で持った時

体幹筋が働いている時間はわずかですが、日々の積み重ねによって少しずつ「体幹筋を活動させる経験」ができます。

 

最後に一つだけ注意点を。持ち上げることに注意が向きすぎると、転んだり、食器を落としたりしてしまう危険があります。
また熱い汁物などではやけどのリスクもありますので。配膳の時よりも後片付けの時のほうが安全かもしれません。

いずれにしても、怪我には十分留意してあげてくださいね。

 

以前のエントリーもご参考に(より詳細に書いています)→体幹機能の向上にピッタリのお手伝い