【読売新聞全国版に掲載されました】子どもの正しい座り方について解説しました

2026年5月14日付の読売新聞全国版にて、子どもの姿勢に関する記事でコメントさせていただきました。

今回の記事では、食事中や勉強中の「正しい座り方」や、子どもの姿勢で気をつけたいポイントについて、理学療法士としての立場からお話ししました。

子どもの姿勢は、集中力や学習にも大きく関わります

「うちの子、食事中にすぐ姿勢が崩れてしまう」
「勉強していると、だんだん猫背になってしまう」

こうしたお悩みを持つ保護者の方は少なくありません。

実は、姿勢は見た目の問題だけではなく、

  • 集中力
  • 手先の使いやすさ
  • 呼吸のしやすさ
  • 疲れやすさ
  • 食べる力
  • 学習効率

など、子どもの発達に幅広く関係しています。

良い姿勢の目安は「3つの関節が直角」

横から見たときに、足首・ひざ・股関節の3つの関節がそれぞれ90度(直角)になっている状態が、基本的な良い姿勢の目安です。

さらに、「足の裏全体がしっかり床についている」「おしりが椅子の奥まで入っている」「机の高さが合っている」ことも大切です。

足が床につかない場合は踏み台を

子どもの場合、大人用の椅子や机ではサイズが合わないことがよくあります。

足がぶらぶらしていると体が安定せず、「姿勢が崩れやすい」「集中しにくい」「疲れやすい」といったことにつながります。

市販の足台を使うのもおすすめですが、牛乳パックや新聞紙をしっかり詰めて作った踏み台でも十分役立ちます。

学習環境で見落としやすい「照明」

勉強中に顔が近づいてしまう場合は、机や椅子だけでなく照明にも注目してみてください。

部屋の照明だけでは手元が暗くなることがあり、見えづらさから前かがみの姿勢になってしまうことがあります。

スタンドライトを使って手元を明るくすることで、自然と良い姿勢につながることがあります。

長時間の学習にはストレッチも大切

タブレット学習や宿題が続くと、肩が前に巻き込まれた「巻き肩」になりやすくなります。

休憩時間には、胸を開く・肩を後ろに引く・深呼吸をする、といった簡単なストレッチを取り入れると、姿勢を整えやすくなります。

子どものうちに良い姿勢習慣を

姿勢は「注意して直すもの」ではなく、「環境を整えることで自然に作られるもの」です。

子どもの身体に合った机や椅子、足台、照明などを工夫することで、無理なく良い姿勢を身につけることができます。

子どものうちに身につけた姿勢の習慣は、大人になってからも大きな財産になります。

読売新聞での記事内容をご紹介しました

今回の取材では、家庭で実践しやすい姿勢の工夫について紹介しました。

今後も、子どもの姿勢や発達について、科学的根拠に基づいた情報をわかりやすく発信してまいります。

※出典:読売新聞 2026年5月14日朝刊 全国