子供の筋力トレーニングでは痛みを出さないこと

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子供の体力や筋力を強くする方法として、一番に思い描きやすいのは、「筋トレ」ではないでしょうか。

本来、子供(特に幼児)に個別の筋肉を鍛えるようなトレーニングをさせるべきではありませんが、例えば「姿勢を良くする取り組みにはこの筋肉を鍛えることが必要」と言う場面もあるでしょう。

 

さてそんな事情で子供の筋トレを行う際、留意しておくべきことがあります。
それは、筋トレによる痛みを出さないこと、です。

子供に限らず人は痛みがあれば、その痛みが出ないような姿勢や体の使い方をしようとします。これを逃避姿勢といいます。

この逃避姿勢が続けば、いわゆる体をまっすぐとした使い方ではなく、歪んだ(偏った)使い方につながってしまいます。

その結果、体の真っ直ぐが分かりにくくなったり、歪んだ姿勢に違和感を感じなくなったりしてしまうというようなことになってしまいます。

 

もし筋トレを頑張りすぎて、筋肉痛が出てしまった場合は、逃避姿勢を出さない意味においても、「休息」が大事になります。そして次からは痛みが出ない程度の運動量になるように調整してあげましょう。