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【あさイチ出演記念】さよなら猫背~幼児期にできる猫背予防のための遊び3つ~ 【メルマガ記事】

「あさイチ」をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました

先日の、NHKあさイチさんの放送後、多くの方からメールやツイッターなどで、「見ました!」「良かったですよ!」とコメントをいただきました。

ご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。

特に「分かりやすかったです」「さっそく自分の職場(園)でも実践しています」というコメントも多くありました。

ちなみに、分かりやすかったのは、ディレクターさんの編集力の高さで、私の力量ではありません(笑)。

 

当初の放送予定は3月4日の予定でした。

この日の特集「さよならねこ背」の中で、子どもの姿勢改善についても放送される予定でしたが、国会中継が急遽入ったため、3月12日に放送日が変更になりました。

12日には「9時台の企画 子どもの姿勢」として放送されました。

 

あさイチさんの公式サイトでも、その様子が掲載されています。

9時台の企画 子どもの姿勢|NHKあさイチ
小学校で「正しい姿勢」の授業を受ける様子や、「猫背改善のための遊び」を取り入れるこども園など、子どもの猫背を改善する取り組みについてお伝えしました。
 NHKあさイチ

あさイチ出演記念として、メルマガ記事を公開します

当日の放送に先駆けて「子どもと姿勢研究所メールマガジン」では、番組の中でご紹介する「ねこ背予防にオススメの遊び3つ」のポイントについて、解説しました。

通常メールマガジンの内容は、読者の方以外はお読みいただけないのですが、今回は「あさイチ出演記念」として、メールマガジンの記事を以下に公開します。

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子どもと姿勢研究所メールマガジン(3/12)発行分

メルマガタイトル:さよなら猫背~幼児期にできる猫背予防のための遊び3つ~

猫背とは、どういう状態をいうのか?

実際問題、猫が猫背なのかというと、そうではありません(笑)。
猫が歩いている時は、背中は伸びています。

猫背とは、猫が冬に丸くなって炬燵で寝ているような様子のことを指しているわけですね。

つまり、猫背とは、背中(背骨)が丸まった状態、のことを指します。
背骨の中でも、特に肩甲骨のあたり(背中の上の方)が曲がっていることが多いです。

なぜかというと、背骨の形が関係しています。

人の背骨というのは、一本の真っ直ぐな棒のようなものではなく、横から見た時にSの字を描いています(これをS字カーブといいます)。

首のあたりの背骨は、前にカーブし、背中の上から真ん中にかけては、後ろにカーブ、腰のあたりは首と同じく、前にカーブしています。

体の左から見たときに、ちょうどSの字のように見えます。

背中の上の方が曲がりやすいのは、ちょうど背骨のその場所が、後ろにカーブしているからなのです(背骨の造りから、そもそも丸まりやすくなっているのです)。

背中の上の方が曲がってくると、首が突き出た状態となり、また、みぞおちやお腹が凹んできて、余計に猫背が進行します。

猫背を予防・改善するために必要なことは、背骨の柔軟性を上げること

このように、背骨の造りから、人は猫背になりやすい特徴があります。

それを予防するために必要なことは、背骨の柔軟性を上げることです。

同じ姿勢が続くことで、背骨の柔軟性が低下していきます。
その結果、背骨の動きが悪くなり、やがて硬くなってしまいます。

そうならないためには、長時間同じ姿勢を取らない、背骨が柔らかくなる動きを取り入れる、ことが大切です。

子どもの猫背を予防するための遊び3つ

最近は、猫背の子どもも多くなっています。
特にポータブルゲームで遊ぶ姿勢は、猫背になる典型例です。

だからといって、ゲームを一切させない!というのも現実的な話ではありません。

だから、習慣的に背骨の柔軟性を高める遊びを行うようにしましょう。

私が番組内でも、ご紹介している猫背予防(姿勢改善)に効果的な遊びは、次の3つです。

1.ジャングルジム
2.だるまさんがころんだ
3.手押し車

一つずつ解説していきます。

1.ジャングルジム

ジャングルジムに登る時には、枠から枠へと体を立体的に動かす必要があります。登り棒やはしごを登る時と違い、体をねじらせながら、隣の枠へ頭を入れていきます。
この動きが背骨の柔軟性を高めます。

さらに、ジャングルジムは、足で蹴って、腕で引っ張り上げてというように、手と足を使った活動です。また、腹筋や背筋にも力がはいるため、体幹筋を強くする効果もあります。

これらの効果を最大にするためにも、ジャングルジムを登る時は、外側だけで遊ぶのではなく、内側の枠内を使うようにしましょう。

(参考記事)
※ジャングルジム遊びは姿勢発達にも効果的!
https://kodomotoshisei.com/blog/1916/

※乳幼児は遊びの中で体作りをさせよう。公園遊びや伝承遊びは、体の発達に効果的です
https://kodomotoshisei.com/blog/8085/

2.だるまさんがころんだ

この遊びは、鬼が振り返った時に、瞬時に体の動きを止める必要があります。
その時に働くのが、腹筋や背筋といった体幹筋です。

また急激に体の動きを止める活動がスムーズにできるようにするには、単に体幹筋を強化すればいいのではなく、体幹筋の働くタイミングが重要になります。

鬼が振り返った瞬間に止まれないのは、筋肉が働くタイミングが遅れるためです。

しかし、こういったタイミングのずれは、繰り返し練習することで、上達していきます(ただし発達に遅れのあるお子さんの場合は、課題が残る場合があります)。

体幹筋がタイミングよく働くことは、姿勢を正しく保持することにつながるため、猫背姿勢の予防効果があります。

(参考記事)
※「だるまさんがころんだ」の効果
https://kodomotoshisei.com/densyouasobi/darumasangakoronda/

3.手押し車

手押し車とは、一人の子どもが腕立て伏せの位置になり、もうひとりの子どもが、後ろに立って足を持ち、下になった子どもが一輪車のような態勢で前に進んでいく遊びです。

これは、腕の筋力強化だけではなく、下になった子どもの「腹横筋」と呼ばれる腹筋が強化される効果があります。
この腹横筋は、姿勢保持においてとても重要な役割があります。

腹横筋がしっかり働いていないと、体がグラグラしてしまいます。

最近のお子さんには、腹横筋が上手く働かず、手押し車の遊びでは、真っ直ぐに進めない子も多く見られます。

この遊びを通して腹横筋がしっかり活動するようになれば、正しい姿勢保持ができるようになり、同時に猫背姿勢の予防効果もあります。

これらの遊びは、体幹筋の強化だけでなく、背骨の柔軟性を向上させる役割もあります。

つまり、「体幹筋の強化」+「背骨の柔軟性」の2つを獲得することで、猫背の予防が行えるのです。

まとめ

・猫背は、姿勢の悪い習慣から起こることが多くあります。

・猫背解消のポイントは、普段から正しい姿勢を意識することが大切です。

・正しい姿勢の獲得には、体幹筋の強化と背骨の柔軟性を高めることがポイントになります。

・体幹筋を強化し、背骨の柔軟性を高める遊びとしては、1.ジャングルジム、2.だるまさんがころんだ、3.手押し車などの遊びがオススメです。


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これまでの記事一覧

◆メカノレセプターを鍛えるなら、屋内裸足が一番!
◆姿勢を良くするためのコツは、体幹筋の強化よりも習慣付け

◆体幹のコントロールとハイハイの関係/姿勢を良くするために考えておくべきこと

◆重すぎるランドセルは猫背の子供を増やす

◆姿勢の悪さがメンタル面に及ぼす影響

◆子どもの姿勢をよくするために絶対に押さえておくべき7つのこと

◆子どもの遊びにおける危険。「リスク」と「ハザード」を使い分けよう

◆赤ちゃんが生きて行くための知恵!?原始反射のお話

◆赤ちゃんは胎児の頃から自発的に動いている!?

◆早期教育論には要注意!発達は早いほうが良いわけではない!

◆先天性股関節脱臼の基礎知識と予防

◆大人が良い姿勢だと子供の姿勢が良くなる?~ミラーニューロンを刺激せよ~

◆知らず知らずのうちに頑張ってしまう?代替報酬という考え方

◆ベビーソファーは、赤ちゃんの発達の邪魔をする?

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◆超がつくほど不器用。発達性協調運動障害を知っていますか?(その1)

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