当サイトのメンバーで、元競技ダンサーでもある「えみかさん」に、ハイヒールについてのメリットとデメリット、さらには靴選びの際のポイントなどについてお聞きしました。
そこで今日は元競技ダンサーだったえみかさんに、ハイヒールの良い点と課題についてお伺いしたいと思います。
また、足に合った靴選びについても教えていただきます。
えみかさん、よろしくお願いします。
もしヒールが無いほうがパフォーマンスが上がるのならスポーツですから皆そうしています(^^;
競技ダンスは男性と女性が一対となり、ペアとしてのダンスの技量を他のペアと競うものです。男性が女性に合わせるより、女性が男性と同じ歩幅で動けた方が踊りにダイナミックさが出ますが、それを叶えてくれるのが実はハイヒールなんです。
それに、ハイヒールは底面積が少ない分、床反力を強く得られますし、足を返す量が少なくて済むので、足の力が弱くても強く推進出来ます。
また重心を外しやすいので、重力を味方につければ筋力に頼らなくてもすばやい動きのコントロールが可能なんです。
足の変形や身体に歪みがある人は、ハイヒールでさらに悪化させる可能性があるので履くことは極力避けたほうがいいかもしれないですね。
私自身、これらの条件を満たしていないまま競技ダンスを始めてしまったので、あちこち身体を痛めましたし、つらい思いもしましたから…。
ちなみに、子供用でヒールがある靴も売られているようですが、やはり子供のうちは、ヒールのある靴を履くことは避けたほうがよいのでしょうか?
ですから、まだ成長途中にある子供に履かせるものではない、というのが私の考えです。
子供たちには成長の発達段階に適した、足を守り育てるという観点から作られた運動靴を履いて、思いっきり動いてしっかりと身体を鍛えて欲しいなと思います。
ハイヒールの話に戻しますが、実際のシューズショップで、ハイヒールを選ぶ際のポイントなどはありますか?
でもそれに気付いていない方が多いと思います。
販売店の方も、「お客さんの足に合う靴は当店にはありません」と言っていては、商売にならないですからね(笑)。
ハイヒールに限らず、靴はそういったお店で買うのが、足からの健康を考える意味でも大切だと思います。
ちなみに、ハイヒール以外でも「自分の足に合った靴」を選ぶときのポイントがあれば教えて下さい。
靴選びの際には、まずその観点から見るようにしてみると、新たな発見があるかも知れないですよ。
私もこれから、「セールでお安くなっているから」という理由だけで買わないように気をつけたいと思います(笑)。
私のブログでもハイヒールについて書いている記事がありますので、よろしければ参考にしてください。
※えみかさんのブログ【私AAA。娘ちゃんはC。】より。
今日は、いろいろと教えていただき、ありがとうございました!