子どもの発達は、とてもスピードが早いですよね。
それは嬉しいことでもあるのですが、逆に親としては、「うーん…」ということも。
そう、買った服や靴がスグに小さくなる!ということ(笑)。
特に足は、歩き始めると、どんどんサイズが大きくなります。
できることなら、なが~く使える靴を!というのが親心(?)ですが、やはり足のことを考えると、「足に合った靴を選ぶ」ということは大切ですよね。
今回は、そんなお話です。
歩くことがどんどん発達する幼児期
幼児期は、つかまり立ち→伝い歩き→一人歩きと発達します。
子どもの靴を選ぶ時は、足のサイズが大きくなることを見越して、大きめのサイズを選ぶことが多いと思います。
しかし、つま先に余裕がありすぎる靴は、足が安定せず、逆に足の成長の妨げになることも。
だから、できるだけ足のサイズにあった靴を選ぶことがポイントです。
親としては、すぐに買い換えることがないようにしたい、と思うのですが(笑)。
デザインよりも足に合った靴を選ぼう!選び方のポイント3つ!
特に気を付けないといけないのは、「デザインで選ばないこと」です。
好きなキャラクターの靴を欲しがるものですが、できることなら選ばないほうが無難。
キャラクターで選ぶ場合も、「キャラクター+足に合っている」靴にするようにしましょう(あんまりそういった靴はありませんどね)。
ということで、体の発達の専門家がオススメする靴の選ぶ時のポイントは、以下のとおりです。
- 踵の硬いもの(疲れにくいため)
- マジックベルトまたは紐(しっかり固定できるため)
- 捨て寸(つま先の隙間)は5ミリ~1センチまで
靴を履くときのポイント3つ!
もう一つ、大切なことは、靴の履き方です。
よくやりがちなのが、靴のつま先部分に足を入れて、つま先を「トントントン」と地面に打ちつける方法。
実はこれは、あまり良くない履き方です。
なぜなら、靴のつま先がぴったり合ってしまって、踵に隙間ができてしまうからです。
少し大き目サイズの靴を履いていると、踵がグスグスの状態になっていまいますよね。
合わせるのはつま先ではなく、踵の部分です。
踵を合わせて履き、その後靴の紐またはマジックベルトでしっかりと止めることがポイントになります。
- 踵を合わせる(踵トントン)
- 紐またはマジックベルトをしっかり止める
- つま先に少し隙間があることを確認する
小学生になればよりしっかりと足にフィットする紐をオススメします。
ただし紐の場合、毎回結ぶのが面倒になり、結んだまま脱ぎ履きするようになってしまいやすいので注意!フィッティングが悪くなってしまいます。
毎回結ぶのが面倒なら、マジックベルトの方がいいでしょう。
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西村猛