よく転ぶ、バランスが悪い=メカノレセプターの機能低下
最近、「何もないところで、すぐに転ぶ」「片足立ちでバランスを取れない」など、足にまつわる課題を持っている子どもが多くいます。
足が上手く使えない、バランスが悪い、といったことでまず考えられるのは、メカノレセプターが上手く働いていない(機能していない)ということです。
メカノレセプターとは、足の裏にあるセンサーのことで、このセンサーが上手く機能することで、体の傾きや、体重のかかり具合などを察知し、それを脳に伝える、そして脳がバランスを取るように、体の筋肉に司令を出す、という流れになります。
メカノレセプターについては、Latte Columnで詳しく書いていますので、ご参照下さい。
参考
子供や高齢者の転倒原因は病気なの?足底にある「メカノレセプター(感覚受容器)」の役割と鍛え方Latte Column
だから、バランスが悪いなら、まずメカノレセプターの低下を疑ってみましょう。
例えば、足の指を曲げたり伸ばしたりが上手くできないなら、メカノレセプターの機能低下が考えられます。
また片足立ちバランス練習をしているとき、足の指のところでグラグラしているようなら、これまたメカノレセプターの機能低下が予想されます。
メカノレセプターを鍛える簡単な方法は、竹馬にのるだけ
さて、メカノレセプターの機能低下があった場合の改善方法は、竹馬に乗ること。
これだけでOKです。
もちろん裸足で乗ることが条件ですよ(上の画像は、靴を履いていますが、これは正しい使い方ではありません(笑))。
竹馬に乗ると、足の指でグッと支柱の竹を掴みますよね。
これだけで、メカノレセプターを強化させることができます。
幼児期は、保育園などで竹馬に乗る練習をする機会もあると思いますので、遊びながらメカノレセプターの強化ができます。
「竹馬持っていないんだけど?」という場合は、少なくとも屋内では裸足になること、裸足で足の指でじゃんけんをすることなど、とにかく足の指をよく使う機会をもたせるとよいでしょう。
小さなお子さんならパカポコがオススメです。