【講演会報告】大阪府豊能町立吉川保育所さんで、代表の西村が講義をしました

2018年10月27日(土)に大阪府豊能郡豊能町立吉川保育所さんで、代表の西村が保育士さん向け講義を行なってきました。

昨年に引き続き、今回で2回目の講義となりました。

こちらの保育所さんでは、講義以外にも継続的な関わりをさせていただいており、この日の1週間前には、課題保育を見学させていただき、運動目的を取り入れた遊びの中で、私が感じたことなどをお話させていただきました。

具体的な保育場面を拝見し、その中から気になった子どもや遊びなどについて、個別にお話をさせていただいたり、またお子さんの評価をさせていただくことの重要性を感じました。

そういう意味では、保育士さん向け講義だけではなく、保育場面への参加とアドバイス、継続した関わりなどのサービスもご提供していきたいと思いました。

吉川保育所さんでは、今年度定期的にご訪問させていただき、「遊びの中で体を作る」活動についてバックアップさせていただく予定です。

 

実はこの講義の後も、熱心な先生方と一緒に、保育での遊びが体の発達に及ぼす効果について、白熱した議論が交わしました。

そして、熱く語る保育士さんのお話を聞いていると「保育は、単なる遊びではない。単なる預かり作業ではない。保育は、子どもの未来を作る活動だ!」ということを改めて認識しました。

 

目的を持って、子どもたちの将来を想って、実際の保育活動に工夫を凝らし、子育てを推進する。

こんな保育所で、幼児期を過ごした子どもたちは、体の基礎が作られているはずです。

だから、小学生、いえ大人になった時に、その恩恵を感じる時が来るのでしょう。

子育ては、今答えが出ない活動です。

でも、エネルギーを傾けてあげれば、その効果は彼らが大人になった時、その効果を発揮します。

 

そして、もう一つ大事なこと。

それは、子どもはスポーツで体の基礎を作るのではないということ。

子どもは、遊びの中で体の基礎を作り、言葉や心を育て、人生の基礎を作ります。

人生の基礎を作る、大切な幼児期の発達を、子どもと姿勢研究所はこれからも応援していきたいと思います。

 

吉川保育所の所長先生を始め、ご縁をくださったT先生、保育士の皆様、今後もどうぞよろしくお願いします。