今日は定期コンサルで関わらせていただいている、大阪府豊能郡豊能町の保育所・幼稚園さんの合同研究報告会にアドバイザー(加えて講義も)として参加してきました。
保育士さん方は、根拠を持った遊びを展開されており、私がアドバイスすることがないくらい、深く考察された発表内容でした。スゴイ! pic.twitter.com/tm548X2UH4— 西村 猛@社長理学療法士×療育系YouTuber&voicyパーソナリティ (@seinosuke2013) May 18, 2019
大阪府豊能郡豊能町には、公立保育園・こども園・幼稚園の3園があります。
各園の報告を拝見していて、「素晴らしいな!」と思ったのは、「単に遊びを提供するのではなく、目的を持った遊びを展開していたこと」です。
保育遊びって、幼児期にとってはとても大事なことです。
体作りはもちろんのこと、友達とのやりとりなどを通して学ぶ「コミュニケーションスキル」なども自然に向上させることができます。
その中で、保育遊びが有意義なものであると今以上に認知されるためには、「この遊びは○○を育てるのに有効」といった知識と、「○○を育てるために△△という遊びを選択した」という実践が必要です。
そして、変化したことを数値化し、活動内容を振り返り、次の課題設定につなげていく、という丁寧な取り組みが重要になります。
豊能町の3園では、1年を通してそれを実践されており、実際に運動発達の変化も数値上、変化が見られていました。
今年度も継続して、関わらせていただく中で、私の専門性(遊びが、子どもの発達に与える効果をお伝えすること)をお役立ていただけるよう、頑張りたいと思います。