【活動報告】箕面市の幼稚園の先生方への研修会に登壇しました【箕面市幼稚園全体研修様】

2021年7月26日(月)、大阪府箕面市の「箕面市幼稚園全体研修会」様からご依頼をいただき、箕面市立の幼稚園の先生方の研修会に登壇してきました。

箕面市様には、一昨年にもご依頼いただきましたので、今回で2回目の箕面市さんでの講義となりました(一昨年は、保育士さんへの講義でした)。

会場は阪急箕面駅から徒歩すぐの「箕面市文化交流センター」で、とても利便性の良い場所でした。

 

当日は、箕面市の幼稚園にご勤務されている先生方がご参加されました。

皆さんとても熱心に研修を受けてくださいました。

 

今回ご依頼いただいたテーマは、「幼児期の発達を促す遊びと効果」で、定型発達のお子さんだけでなく、発達特性のあるお子さんへの関わり方や具体的な手立てについても、事例を交えながらご紹介しました。

それについては、私の運営する事業所「発達支援ゆず」のホームページに今回の登壇の詳細と、(今回の研修内容の一部である)「発達特性のお子さんに関わる際に知っておくべきポイント」についてご紹介していますので、ご関心がある方はそちらの記事もご覧ください。

 

今回の講義で使用したスライドの1枚です。

定型発達のお子さんも、発達特性のあるお子さんも、運動発達(その他の発達も同じですが)を促す際には、「自分の好きな感覚刺激を入れた遊びを行うこと」が大切です。

「好きな遊び」は「体が求めている遊び」なので、その遊びをすることで、心を落ち着ける効果があります。

そういった意味からも、その子どもの好きな遊びを見つけてあげる(子どもが気付いてない場合もありますので)ことや、十分に満足いくまで遊ばせてあげることは、とても大事なことです。

 

また、その際に「好きな遊びは、課題の前に?それともご褒美として、課題が出来た後に?」と悩まれると思いますが、上のスライドでも分かるように、「先に好きな遊び(感覚刺激が満たされる遊び)を取り入れる」ことが重要なポイントです。

一見、ご褒美的にしたほうがいいと思われるかも知れませんが、好きな(感覚が満たされる)遊びをすることで、気持ちが落ち着くため、先に好きな遊びをさせた方が、課題に向かいやすくなる(集中力もあがる)ことが多いです。

 

そういった視点から言えば、「好きな遊びをうまく使う」ことが、うまく課題に乗せることができることにもつながる、ということになります。

 

 

今回の箕面市さんの研修会では、こういったお話もさせていただきました。

ご参加くださった箕面市立の幼稚園の先生方、研修をご企画・運営された箕面市役所の皆様、お世話になりありがとうございました。

また皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 

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